属性情報をインポートする手段は、プラグイン／デリミテッドテキスト以外に見当たらない。
そのため、ｃｓｖファイル形式などで、ファイルを準備することで、インポート可能。
属性情報のみデータとしてインポートしたい場合は、このプラグインでジオメトリ「ｘフィールド」および「ｙフィールド」を空欄にする。
生成されたデータは、属性情報のみとなっている。図形情報として結合する場合はこの属性情報は利用できないので注意が必要。
属性情報を図形オブジェクトに結合する
この処理の対象とできるデータはベクタデータの属性情報かｄｂｆファイルであり、上述の属性情報は対象とならない。dbf形式は現在のエクセルでは書き出すことができない。openofficeやアクセスでは出力可能である。（SuperMapと同様）
このベクタデータに属性情報を結合したい場合は、この属性情報をインポートする際にダミーでポイントオブジェクトを生成し、ベクタデータとすればこの問題をクリアすることができる。ただしcsvファイルには最低2個の数値フィールドが必要になり、もしなければダミーの数値フィールドを作成する必要がある。
属性情報の読み込み
ダミーポイント作成のため、数値フィールドをジオメトリ「ｘフィールド」および「ｙフィールド」に適当に設定する。座標系を指定する必要があるが、結合する予定のベクタデータと同じものに設定しておく。ベクタデータ「人口」が生成されるがポイント情報は全く意味を持たない。
「都道府県.shp」は都道府県のポリゴンデータで、属性情報として、「nam」フィールドに都道府県名を保持している。
データ「人口」の属性情報と「都道府県」を結合するためのキーフィールドは、都道府県名が記入された「人口」のNAMEフィールドと「都道府県」のnamフィールドとなる 。
ベクタ／データマネージメントツール／属性を結合する より、下記ウィンドウのようにキーフィールドを設定し、処理を行う。「都道府県人口.shp」として属性情報に各年度の人口データをもったデータが生成され、処理後レイヤーに追加することが可能。
