3Dシミュレータ

3Dシミュレータ TNT_3Dsimの操作概要

 TNTmipsの作成会社,MicroImages社の3Dシミュレータ(FREE)
これは非常に高機能のソフトであり,GISを用いて作成した図を任意の視点から3次元表示し,フライトシミュレーターのように扱うことができるソフトです。この『TNT3Dsim』で利用するためのデータはTNTmipsで作成できますので,GISデータのプレゼンテーションや地理的分布など考察する場合に非常に便利なツールです。また,学校教育などで利用すれば学生たちも興味を持ってくれるものと思います。

簡易マニュアル
1.TNT_3Dsimのダウンロードとマニュアル(英文)
  http://www.microimages.com/product/tntsim.htm
  インストールは普通のソフトと変わりないので簡単です。
  注意点)
  ・DirectXのバージョンが古いと不具合が生じるようです。特に古いOsをお使いの方はバージョンアップが必要です。
   →MSのHPよりダウンロードしアップデートすること。(上記のサイトよりリンクしています)
  ・CPUはできるだけ速い物がいいようです。また,影で動いているプログラムなどがあると動作が遅くなります。
  ・グラフィックボードの性能が高いといいみたいです。
  ・英語版ですので,フォルダーやファイル名に日本文字が使われているとエラーを起こす可能性があります。
   →ダウンロードしたsimデータを置く場所に注意が必要です。(フォルダー名に日本語部分があることが多い)

2.TNT_3Dsimの操作概要
 上記HPより,サンプルデータを適当に選択して,ダウンロードしてください。サンプルは,このHPの 『View / Download Free Landscape Files』 からダウンロードできます。

(1)プログラムの起動
 @スタート/プログラム/MicroImages/TNTsim3D 起動
 ADirectXとOpenGLを選択する画面が表示されます。DirectXを選択することをお勧めします。
 B操作 File より,ファイルを選択。

(2)シミュレーターのキーボードによる基本操作
 ジョイスティックやマウスによる動作もできますのでマニュアルを参考に各自トライしてみてください。
 @データ読み込み直後の画像


 A上昇・下降・高度ロック
  A:上昇 ,Z:下降
  L:高度ロック ロックされていないと,飛行中機首上げや機首下げ時に高度が変化します。ロックされていると一定高度を保ち,A,Zキーは無効になります。Lキーはトルグボタンとなっています。
 B飛行について
  E:前進飛行開始, D:飛行停止, C:後退飛行
 C機首のコントロール
  ↑:機首下げ ,↓:機首上げ
  ←:機首左  ,→:機首右
  こもまま機首左右を使うと機体が傾きます。
  機体を水平(横方向)に保つためには 3 を押す。
 D横方向のスライド
  S:左へスライド , F:右へスライド

 以上でコントロールはできるはず。さらに各キーにはいろいろな機能がありますので,マニュアルにて確認してください。

(3)マップによるコントロール
 操作 Window/map 。マップウィンドウが開く。
 このマップウィンドウ中のクロスマークが飛行機の位置,丸マークが視点の中心を表しています。これらのマークをマウスでドラックすることで,飛行機の位置や視点の位置を瞬時に変更し,画面にその景観をリアルタイムに表示します。



3Dシミュレータ オリジナルデータ集


 1.琉球列島 『島々の形を3Dシミュレーターを使って知る』
 (1)oki_ter.zip
  沖縄島50mメッシュ標高データから作成。標高区分+陰影図を3D処理。


 (2)map50K_3.zip
  沖縄島50mメッシュ標高データから作成。1/5万地形図+陰影図。


 (3)tane_yaku_50_10.zip
  種子島・屋久島50mメッシュ標高データ。標高区分+陰影図。



2.日本列島 『日本列島地形を3Dシミュレーターを使って知る』
 (1)sendai.zip
  仙台周辺3D(サンプル)50mメッシュ標高データから作成。
標高区分+陰影図を3D処理。標高は4倍にしています。


 (2)Mt_fuji.zip
  富士山周辺3D(サンプル)50mメッシュ標高データから作成。標高区分+陰影図を3D処理。 標高は4倍にしています。


 (3)hokkaidou_4.zip
  北海道3D,250mメッシュ標高データから作成。標高区分+陰影図を3D処理。3Dsimを起動後,高度を上げてご覧ください。


 (4)tohoku.zip
  東北3D,250mメッシュ標高データから作成。標高区分+陰影図を3D処理。高度を上げてご覧ください。


 (5)kanto.zip
  関東3D,250mメッシュ標高データから作成。標高区分+陰影図を3D処理。高度を上げてご覧ください。


 (6)chubu.zip
  中部3D,250mメッシュ標高データから作成。標高区分+陰影図を3D処理。高度を上げてご覧ください。


3.日本〜琉球列島海底地形列島
  データ準備中
   日本〜琉球列島周辺海底地形3D 
   ETOP02 GLOOBAL2' ELEVATIONS から作成。陸域・海域標高区分を3D処理。サンプル画像は標高を100倍にしています。