沖縄地理14号投稿論文

琉球列島地形復元

[論説] 1948年米軍作成1/4800地形図を用いたDEM作成と国土地理院5mメッシュ標高との差分による地形改変判読
沖縄地理14号 , p1-18

本研究では,米軍作成の 1/4800 地形図から効率的に広範グリッド標高を生成する手法を検討し,その手法が有用であることが認められた.このグリッド標高と現地形の差分より求めた広範囲の切土盛土から地形改変状況を把握することができた.沖繩島中南部の米軍作成 1/4800 地形図の地形学的価値は非常に高く,この地形図のグリッド標高は,地形解析の他,防災や環境解析に利用できるものと考えられる.
キーワード:米軍作成 1/4800 地形図,DEM,地形改変,切土盛土分布,GIS

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