論文

沖縄戦

沖縄戦における米軍グリッドの復元2

この記事は、2023.10.29『沖縄戦における米軍グリッドの復元』の記事をバージョンアップしたものです。『生成沖縄戦グリッドの精度確認』など、前回記事を加筆修正しています。はじめに沖縄戦の米軍記録を正確に読み解くには、米陸軍工兵隊が太平洋戦域に向けて作成した1:25000スケールの戦略地図「L-891シリーズ」が不可...
琉球列島地形復元

沖縄地理22号投稿論文

接峰面図による沖縄島北部の地形解析沖縄地理22号、p1-16GISソフトを使いデジタル等高線データから埋谷法による接峰面図及び接谷面図の作成方法を開発した().この方法により,広範囲の解析や谷埋め距離などの作成条件変更による複数の解析図を作成できるようになった.また,接峰面図等もデジタルデータとして生成されるため,これ...
琉球列島地形復元

Topography formation in the Central and Southen Parts of Okinawa Island and the Nakagusuku Bay

Abstract: Through the digitization and analysis of Geographic Information System (GIS) data obtained from the "Chunjun Bay Submarine Topography Geological Surve...
琉球列島地形復元

名護市市街地周辺の地形改変

はじめに 沖縄島北部の名護市の人口は、沖縄本土復帰直前1970年39,799人であったが、これ以降に人口増が続き、1975年45,210人、2020年62,575人に増加している。この期間、旧市街地は人口が減少、周辺部で人口増加が見られた。(名護市役所『人口ビジョン』) この間、名護市市街地周辺は地形改変が進み、住宅地...
沖縄戦

The Reconstruction of U.S. Military Grid in the Battle of Okinawa

Abstract: In the U.S. military operational reports during the Battle of Okinawa in 1945, location information, such as attack points and combat areas, were repr...
琉球列島地形復元

沖縄地理23号投稿論文

福地川水系の地形解析沖縄地理23号、p9-34接峰面は現地形の侵食前の地形を復元したものと考え,バファーサイズを拡大することでより過去の地形を推定し,福地川流域とその周辺の水系変遷史を組み立てた.また,生成したグリッド標高データの水文・地形解析結果から,この水系変遷史の補強や変遷の原因等を考察し,ギナン崎北方断層に沿っ...
沖縄戦

Spatio-Temporal Analysis of the War Dead from Yomitan and Gushikami during the Battle of Okinawa

Abstract: This paper aimed to visualize the spatial distribution based on the location names listed in the Yomitan Village roster of the deceased, elucidating t...
琉球列島地形復元

Producing DEM Using AMS 1/4800 Topographic Maps (1948) and Landform Transformation Analysis by Differences Between GSI 5m Mesh DEM

Abstract: This study examined an efficient method to generate extensive grid elevation from U.S. military-produced 1/4800 topographic maps and found this approa...
琉球列島地形復元

1948 Landforms and Their Transformation in the Central and Southern Parts of Okinawa Island

Abstract: This study enhances the grid elevation generation method established by Watanabe et al. (2014) using the U.S. military's 1/4800 topographic maps. By m...
琉球列島地形復元

沖縄地理19号投稿論文

沖縄島中南部の1948年地形とその改変沖縄地理19号 , p1-16本研究では,渡邊ほか(2014)が確立した米軍作成 1/4800 地形図のグリッド標高生成手法を改良し,短時間で沖縄島中南部全域のグリッド標高を作成した.このグリッド標高と現地形の差分より求めた沖縄島北谷町?沖縄市以南の切土盛土から地形改変がこれら地域...
琉球列島地形復元

沖縄地理21号投稿論文

沖縄島中南部の地形形成と中城湾沖縄地理21号 , p1-16「中城湾海底地形地質調査報告」(海上保安庁水路部 1985)等のGISデータ化と解析より,沖縄島中南部の地形,中城湾の形成プロセスを明らかにした.中城湾海底下,沖積層により埋め立てられた古中城川は,氷期低海水準期に島尻層群が露出する丘陵に発達した河川であった....
琉球列島地形復元

Topographic Analysis of the Northern Part of Okinawa Island Using Summit Level Map

Abstract: This research developed a method using GIS software to create peak-to-saddle maps and saddle maps via the buried valley method from digital contour da...
琉球列島地形復元

Topographic Analysis of the Fukuji Riversystem

Abstract: Peak-to-saddle maps are considered as representations of the pre-eroded topography, and by expanding the buffer size, these maps are used to estimate ...
琉球列島地形復元

沖縄地理14号投稿論文

1948年米軍作成1/4800地形図を用いたDEM作成と国土地理院5mメッシュ標高との差分による地形改変判読沖縄地理14号 , p1-18本研究では,米軍作成の 1/4800 地形図から効率的に広範グリッド標高を生成する手法を検討し,その手法が有用であることが認められた.このグリッド標高と現地形の差分より求めた広範囲の...
沖縄戦

沖縄戦における米軍グリッドの復元

要旨1945年の沖縄戦での米軍作戦報告書では、攻撃箇所や戦闘場所などの位置情報を4桁の数字とアルファベット1文字を組み合わせた座標コードで表している。そのため、沖縄戦の米軍記録を読み解くためには、米陸軍工兵隊が太平洋戦域で作成した25000分の1の戦略地図、その座標コードを図示した「L-891シリーズ」が必要となる。し...
沖縄戦

沖縄地理15号投稿論文

戦没者名簿の空間分布復元と時空間分析 : 具志頭村と読谷村を例に沖縄地理15号 , p11-26読谷村戦没者名簿について,地名として表記された死亡場所から空間分布を復元することにより可視化した.作成したデータより,時期及び戦闘参加・非参加グループによる主題図を作成し,沖縄戦の進行に従った分布状況の変化と性別・年齢別属性...
論文

沖縄における1960年チリ地震津波の状況

今日は、63年前のチリ地震津波が襲来した日です。沖縄本島での浸水情報をまとめたもの沖縄における1960年チリ地震津波の状況-証言の図上解析- 渡辺康志・加藤祐三他 琉球大学理学部紀要77図はweb上に公開しています。これは2023/5/24のtweet記事です。