ランドサット画像の入手



  メリーランド大学のHPからダウンロードしたランドサット画像はGeoTiff形式という位置情報付きTIFF画像です。
  ファイルサイズが非常に大きいので,高性能な画像ソフト(例えばPhotoShopなど)で閲覧することが可能ですが,
  一般の画像として開かれるため,位置情報の利用は不可能です。

  位置情報を利用したい場合や高性能な画像ソフトがない場合は,SuperMapViewer5(Free版)で画像を利用することが可能です。
  


1.ランドサット画像の入手

  GLCF(ESDI) (メリーランド大学) のHPからダウンロード。以下のアドレスより。
  http://glcfapp.glcf.umd.edu:8080/esdi/index.jsp

   2.バンド別ランドサットデータ入手方法はこちらです。

1−1.TMモザイク画像(広域モザイク)の入手

 @上記ページより『Map Search』クリック


 A上記図の地図上のタグ,『Data/Type』,『Path/Row』,……より,『Place』をクリック

 B例えば Placeに "fukuoka" とタイプして,『Update Map』 をクリック。

 C必要なデータの種類を選ぶ。今回は左一番下のTM Mosaics にチェックを入れる。必要なデータをマップ上の『矢印+』を押して選択する。

 DPreview &Download をクリックする。

 E必要なデータをリストから選択しDownloadボタンを押す。衛星画像をクリックすると拡大写真を見ることが出来る。
  この場合GeoTIFFがいいと思います。

 Fデータは N-52-30_loc.tif.gz をダウンロードします。サイズが大きいので時間がかかります。

 Gダウンロードしたデータは圧縮されていますので,解凍の必要があります。
  解凍ソフトは"eo"がいいと思います。このソフトがない方は,googleで検索してください。
  フリーのソフトです。
  解凍後 N-52-30_loc.tif というGeoTIFF形式ファイルが作成されます。
  GeoTIFF形式とは 座標値が設定されたtiff画像です。GISに取り込みが非常に楽になります。
  PhotoShopで見ることが出来ますが,加工すると位置座標データが失われます。
  GISデータとして利用する場合は注意が必要です。

  ファイル名は投影系を決定するために非常に重要です。
  この場合N-52-30_loc.tifとなっていますが,これは UTM ゾーン52N ということになります。




2.バンド別ランドサットデータ入手方法
 上記アドレスからバンド別のランドサットデータを入手できます。方法はほぼ同じですが,センサーを選択することによって入手出来ます。

@左側の一覧からLandsat Imagery からRTM+を選択。ETM+はランドサット7のデータです。これ以外のデータを検索する場合はTMがいいでしょう。
 また各センサーの性能などはJAXAのHPが参考になります。

  

A”OKINAWA”で検索する事でデータ存在場所が検索できる。必要部分をクリックしてDownload
  

B以下のデータが確認できる。データの確認作業は前項1と同様の方法で行える。
  

CDownLoadボタンでFTP画面に移る。
  

ファイル名には種々の情報が含まれている。
P113r042はパスとロウ情報,7tはランドサット7情報,19990929は撮影年月日,z52はUTMゾーンaCnn10はバンドbニなっているようです。
この情報はGISに取り込む際の重要情報です。
それぞれのバンド諸情報はリモートセンシング関係のHPから入手可能です。

バンド合成画像を作成する場合はこちらを参照してください。