SuperMapによるDEMの表示 |
SuperMap(Viewerを含む)でBIL/HDRファイルをインポート&表示。 基本的に,BIL/HDRファイルインポート機能を利用するため,この形式にコンバートできれば,「国土地理院50mメッシュ標高」でも,NASAのデータであるSRTM3でもこの方法で利用可能。 ブログで公開した「標高データSRTM3利用法」では,スペースシャトルにより作成された90mグリッドデータのBIL/HDR形式への変換方法を公開した。この記事ではこのデータのSuperMapでの表示方法を公開。 手順1 マップの投影・座標系を「緯度経度,WGS1984」に設定したデータソースを準備する。(この手順はSuperMap講座参照) 手順2 データソースにBIL/HDRファイルをインポート。(この手順はSuperMap講座参照) 手順3 インポートしたグリッドデータセットをマップ表示。(この手順はSuperMap講座参照) 手順4 彩色の調整 上記マップは彩色がうまくいっていない。この原因はnondata領域(観測の事情でデータが取れていない場所)に値−32768が設定されており,その処理がうまくいかないためである。そこでデータを以下のように調整する。 凡例ウィンドウ内の表示レイヤー(この場合「N00E037@test」)を右クリック。『カラーセットの設定』を選択。 『カラーセットの編集』ウィンドウから左下の最少標高値(現在−32768)を適当な数値に変更する。この例では最少標高値 0とする。 変更後マップは以下のようになる。 |